大手企業のイベントやCM、映画、ファッションショー、アートエキシビション等、多岐に渡る音楽制作で注目を集める気鋭のサウンドデザイナー若狭真司。今作は3月に日本橋兜町のアートスペース「AA」で催された音響個展「薄明」のサウンドトラック。「死」「死者」「恐山」と言った重い題材を背景に置きながら、聞こえてくる音は緻密で繊細なアンビエント。水滴のように零れ落ちる鍵盤音を道標に、微かな光を求めてゆっくりと歩を進める。Inner Oceanから発表した2021年作「Pluma」よりも、更に物語性を高めた。

Artist	Shinji Wakasa
Title	薄明 HAKUMEI
Label	Hitsuji Sound Factory
Catalog Number	-
Year	2023
Format	Cassette Tape
Condition	New
Genre	Electronic
	Ambient