ライター、エディター、パーカッショニストと複数の顔をもつポートランドの才人Matt Hannafin。音楽家としては、即興をベースとした実験作品とクラシカルな作品の両面でアートとコネクトする。今作は、60年と90年代にJohn Cageが制作した4曲のコンポジションを徹底的に解読し、独自の解釈のもとで再現する試み。不規則に配置されるプリミティヴな打楽器音と、その連続性から生まれる残響の交錯。MattのパフォーマンスがCageの予期しなかった不穏な音世界を構築しているようで、実に興味深い。

Artist	Matt Hannafin
Title	John Cage: Four Realizations for Solo Percussion
Label	Notice Recordings
Catalog Number	NTR049
Year	2018
Format	Cassette Tape
Condition	New
Genre	Electronic
	Experimental